看護師と言えば、常に患者の身近にいる存在として感じておりますが、その雇用形態は様々です。主には常勤・非常勤に分かれおります。そしてこの二つの決定的な違いは何と言っても労働時間でしょうか。この違いが常勤・非常勤との分かれ目になっていると言っても過言ではありません。
非常勤の場合、自分の都合によって勤務時間を設定できること、これが非常勤の最大のメリットといえるでしょう。自分のライフスタイルに合った勤務ができることで、より自分の生活が効率的なものとなっていくのは何よりもありがたいことです。但し、自分の生活を優先させることにやっきになり度が過ぎると、かえって自分の勤務の幅を狭める結果となり、ゆくゆくは非常勤としての勤務が成り立たなくなっていくことも考えられます。
もうひとつ言えることは、待遇面での違いでしょうか。常勤は正社員として社会保険や賞与、昇給、退職金等が含まれていますが、非常勤ではそうはいきません。社会保険については一定の勤務時間を満たしていなければ、加入ができません。
こういったことからも、常勤に比べ仕事上の安定性には欠けると言えるでしょう。非常勤の場合の給与体系はほとんどの場合、時間給によるものとされています。時給は確かに他の職種に比べれば、平均して5割増しくらいにはなっているところが目立ちます。その為月収からみると常勤とさほど変わらない状態となりますが、内容的にはやはりデメリットの部分が多いです。